【新築】テーマは和モダン「禅ガーデン」千葉県八千代市、K様邸

■メインは天然石の浮きテラス

禅ガーデンをテーマに石のテラスを配置。苔を用いた築山を毛足の短い苔風の人工芝で現代風に表現。その周りを枯山水風アレンジで囲う。
千葉県K様邸施工事例/アントニオデザイン事務所/担当:北川晋也

千葉県八千代市のK様邸が完工しました。こちらは「禅ガーデン」をテーマに庭中央に石のテラスを配置。立水栓は和モダンを引き立てるステンレスパン。

実はこのテラス、横から見ると浮いているように見える仕掛けをデザインに盛り込みました。私は会社員時代に浮き階段のエントランスを造り、階段下に照明を仕込んだものを作りずいぶんと広告に使っていただきました。そちらは、階段を登りやすいよう誘導灯として光を配置ました。

が、今回はテラス下に照明は仕込みませんでした。
何故なら「ここは昼間を楽しむテラスだから」との施主さまの思いのもと、光ではなくテラス下に自然に出る影で「浮」を感じて頂く事に。

「影」も大切なデザインの一つです。
天然石の浮きテラスと浮き階段の影をご覧ください。

天然石の浮きテラスと浮き階段。テラスの中には四角く切り取ったなかにコハウチワカエデと枯山水テイストの箱庭。浮きテラスを囲うように、同じく枯山水テイストのエリアとナツハゼを配置。
千葉県K様邸施工事例/アントニオデザイン事務所/担当:北川晋也

■天然石と枯山水テイストのコーディネート

浮きテラスの中には四角く切り取り、コハウチワカエデと枯山水テイストの箱庭を。
その周り浮きテラスを囲うように、同じく枯山水テイストのエリアとナツハゼを配置。
砂利の中に見える大きな石は「川の流れ」をイメージ。
上空から見ると一つの流れとなるよう配置しています。

■苔の築山に生えるツリバナ

千葉県K様邸施工事例/アントニオデザイン事務所/担当:北川晋也

苔の築山の頂上にはツリバナ。実はこの築山は現代風として毛足の短い苔風の人工芝なのです。実際苔というのは管理が難しく、奥が深すぎるほど深いとっても繊細な植物なのです。メンテナンスフリーを兼ねての人工芝チョイスです。

今回、手前に配置している飛び石は岩への誘導と、奥行きを感じて頂く役目があります。
こちらは別角度からのショット。

千葉県K様邸施工事例/アントニオデザイン事務所/担当:北川晋

書ききれないので第二弾に続く…

【ガーデンリフォーム】人工芝が美しいメンテナンスフリーのこだわりのテラスが完成しました☆千葉県

アントニオデザイン事務施工事例。奥は人工芝ガーデン、砂利エリアにテラコッタ風タイルにゾーンにフレンチレンガを施し、天然の大理石を乗せた作り付けベンチ
施工事例/アントニオデザイン事務所 担当:北川晋也

この7月に完工した、ワンちゃんと暮らす千葉県のM様邸。とても広いお庭です。

ガーデニングもお好きなお客様なのですが、毎年春を迎えると容赦なく生えてくる雑草に手を焼いておられました。広すぎるお庭のメンテナンスの手間を少しでも減らしたい、更にはペットの愛犬にドッグランのように自宅の庭で駆け回らせてあげたいとの事でご依頼をいただきました!

ということで、大きく分けて3ゾーンを組み合わせました。
手前からメンテナスフリーをテーマに
こだわりのタイルテラスゾーン>砂利ゾーン>人工芝ゾーン

今回は植栽ゾーンをお庭の周りに配置し、景観の中心部は広く開け、天然大理石とフレンチレンガを組み合わせた作り付けベンチを配置したオシャレなこだわりアウトドアリビングのプラン!

人工芝の施工例/アントニオデザイン事務所 担当:北川晋也

画像の中央の歩道を挟んだ左側には植木と花壇を配置、もともと元気に生えていたハーブも活かした配植。通路右側には家庭菜園がご希望という事もあり、手入れしやすいよう人工芝横に枕木で区切った畑ゾーンをご提案。

秋の収穫が今から楽しみですね!

■最近の人工芝は、よりリアルに…!

美しい+手がからない+節水が人工芝の3大魅力といわれています!
芝生と暮らした経験やゴルフのご趣味のある方ならご納得いただけると思いますが最近の人工芝はかなりリアル。

「お手入れしたての芝」状態を表現しています。

■選べる毛足の長さ→2cm,3.5cm,4cm

本物の芝生の上に置いた、3種類の人工芝。毛足の長さは上から、2cm,3.5cm,4cm
本物の芝と人工芝の比較画像/アントニオデザイン事務所

本物の芝生の上に置いた人工芝サンプルをご覧ください!
奥から2cm,3.5cm,4cmと、比較しやすいよう段々毛足が長くなる順で並べています。
一番奥、刈りたての芝をイメージした毛足短めのサンプルですが、色味としては生芝生ととても近い印象がありますね。

素足で人工芝の上を歩く。4cmは最も沈み込みが深くフサフサ感がしっかりと感じられる
人工芝:長さによる沈む込み具合の比較画像/アントニオデザイン事務所

今度は別の角度からの撮影画像です。左側から4cm,3.5cm,2cm。
一番短い2cmの人工芝は見た目には本物に大変近いですが、裸足で歩くとなると…短い故に刈りたての芝生並みに若干のチクチク感が残ります。一方、毛足の長い3.5cmは沈みこむ分弾力と柔らかさとフサフサ感がしっかりあります。

よりリッチなフサフサ感を求める方には4cmの厚みがオススメ!